本日の時事速報より
「北京師範大学収入分配研究院の調査によると、
人口の約5割、約7.1億人の2019年の平均月収は2000元(31400円)未満、うち、500元(8000円弱)以下が1.1億人(7.5%)、1000元(1万5700円)以下が3.1億人(23.5%)
宋暁梧・中国経済体制改革研究会の前会長が、生活水準の低い人口が多数を占める『制約』が今後の中国の発展を妨げる壁として立ちはだかっていると指摘した。」
この数字はかなり驚きだ。
数日前に北京市の80後(ほぼ今の30代に相当)の平均月収が2万元(約30万円)を上回っているという報道が出たばかり。
根据2010年国家统计局的人口普查统计,50后20561万人,60后23511万人,70后21900万人,80后22800万人,90后17500万,00后14600万人。
二つの数字にはかなりの差がある。
全く別世界に生きている人たちがいるということだ。
この2万元というデータを取った研究所は民間で信頼度はそれ程高くないが、取り方によってはそうなるのかも知れない。
北京師範大は以前より世銀などとも協力して長期的に収入を見ている組織で信頼できる。
確かに今の30代は私の周りで楽々40~50万円を稼いでいる。
20年前は駐在員の日本人は中国人現地社員の何倍もの高収入を得ていたのに、気が付いたらこんな世界になっていた。変化のスピードが速すぎる。
これ、本日の北京の一面なり。