本日の北京(2020年ブログ版)

軽く、リアルに北京を語るライターブログ

来たっ、いきなり凍結!微信支払い

2週間前、さっと昼を済ませて長距離バスに飛び乗ろうと思って微信支払いをしようと、暗証番号まで入れたところでいきなり他の画面に飛び、「中国の法律、法規、監視の要求に従い以下の情報を入力せよ」、住所、電話番号、職業、パスポート写し、顏写真、と出てきた。

 

それを入れないとおサイフケータイ(と同じ微信支払い)に入れている現金は全て凍結!自分の銀行口座へも動かせないのだから乱暴だ。これが使えないとシェア自転車と永輝スーパーの支払いができない。ラッキンコーヒーは銀行カードでできたが、友人への送金などが滞る。

 

事前の説明もなければ、一体何の法律なのかの詳細もなく、情報の扱いに対するお約束もない。最初は楽に使わせておいて、依存してきたところであれこれ言ってくる。しかも、普段通り支払い作業を進ませたうえで急にバーン!と出てくるのだから困る。今年3月ぐらいから外国人に時間差でこの身分証出さないと凍結処置よ、が来ている。私は2カ月遅れてきたらしい。

 

不愉快なので2週間放っておいたが、焙煎コーヒー屋さんが豆を届けてくれて支払わないと申し訳ないので昨日渋々提出。「いうこと聞かなければ口座凍結」っていうやり方にぞっとした。一方、中国の人は涼しい顏で「実名制になったんでしょ」と。ん~この感覚の違いは本当に不思議だ。

 

これ、高度の依存故に言いなりになるしかない本日の微信なり。