本日の北京(2020年ブログ版)

軽く、リアルに北京を語るライターブログ

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤッパリ!でも意外!中国のイヤホン

中国のイヤホンについて教えて下さい、と言われて調べてみたら、無線イヤホンだけで、2020年の売り上げは約1億台弱、前年同期比で23%増と伸びている。価格的には50ドル(5000円)以下か、逆に100ドル(1万円)以上の高級品が9割を占め、2極化している。 無…

中国、来てみたら全然違ってびっくり!

とは、先日夕食をした北京上陸1年半の日本の30代サラリーマンの言葉だ。「来るまでは、本当に来たくなかった、なんか、汚いし、人々は乱暴で、尖閣の時みたいに反日的というのが専ら自分のイメージ。マジで、人事部に行って断ろうかと思っていたんです。」 …

生々しく悩ましい「内巻」世代

中国の去年の流行語に「内巻き」ということばがある。 「内巻き」は、周りに遅れを取って淘汰されたら大変だと日夜、努力するものの、ゴールも進歩も意義も感じられない虚無感や疲労感、時に絶望感を意味する。私も僕もそうだ、と共感する人が多く、一躍、去…

外国語教育もかんししますぞ

外国語教育における管理強化というのが今年の3月に教育省から出た。外国語は教えてもいいけど、外国のしそーは駄目よ、ということで、今まではたまに授業の様子を覗きに来る程度だったかんし員の方が今では大学の語学の授業で、学生の席にびっちり毎時間付い…

中学生は辛いよ

きのう、久しぶりに昔の同僚に会ったが、子供の教育で疲れ果てていた。 娘さんはそこそこできる子で、地元の重点中学の2年生。2年だが、北京では統一高校受験教科のうち、地理と生物の2つのテストは前倒しで2年の時にある。テスト範囲が、去年はコロナの影響…

動画配信アプリ「快手」の歌姫に4000元を摩ったドライバー

日本の動画配信アプリの年会に急遽参加することになって、その収録に向かう道、中国版ウーバーの「滴滴」を呼んだら、若い地方から来たっぽい袁さんが(おそらく他人の北京ナンバーの)新車の現代悦動で現れた。 車が走り出すと「熱いね」と言ってくる。滴滴…

セイト49

昨日から微信などで話題になっているのが、この四川省の省都の成都49高校で起きた高校2年生の男子生徒の自殺事件だ。9日の日曜の午後5時40分に家の人が学校の寮に送り届けた時は何の異常もなく、元気だった男子生徒がその1時間後にビルから落ちて即…

北京の街中を20キロ行ったら?

北京の西郊外の石景山区にある宦官の墓「田義墓」と、その近くのお寺「法海寺」を訪ねた。 北京市内中心から約25キロ、我が家から20キロ。地下鉄6号線で約20分強で、昔首都鉄鋼工場地だった「金安橋」に到着し、そこからバスで2駅。 降り立った団地の先の路…

中国のお笑い その2

中国のお笑いを解明しようと挑戦しているものの、これが結構難しい。 中国には昔から中国漫才というべき「相声」という庶民の伝統芸能がある。これは竹板の楽器を操り、喉を鳴らして調子の良い歌をきかせ、早口言葉をさらりと言って見せなくてはならない。技…

速すぎる中国速度

昨日、私と同じ北京20年選手の戦友と話した。彼女曰く、最近、ダーリンが一回で用件を理解してくれないことにイライラしてしまう、という。 彼女は「ダーリンの理解能力が落ちているのかな」と心配する。私の見立ては、NOだ。 我々が北京速度に毒されている…