本日の北京(2020年ブログ版)

軽く、リアルに北京を語るライターブログ

ヤッパリ!でも意外!中国のイヤホン

中国のイヤホンについて教えて下さい、と言われて調べてみたら、無線イヤホンだけで、2020年の売り上げは約1億台弱、前年同期比で23%増と伸びている。価格的には50ドル(5000円)以下か、逆に100ドル(1万円)以上の高級品が9割を占め、2極化している。

 

無線イヤホンの市場占有率では、意外とAppleが15.6%と断トツ1位。2位以下はファーウェイ(8.8%)、シャオミ(8.4%)、夏新(6.7%)、漫歩者(5.6%)だった。

 

私もこの前セールだったので、「安物買いの銭失い」とは知りつつも80元(約1360円)にそそられて、形は丸々Ipods風な(無名な会社のロゴが小さく入っているのだが)イヤホンをアリババのTmallで購入してしまった。

 

音質は驚く程良くてびっくり。電池もそここそ持つ。しかし、2カ月もしないうちに前後して、床に落下したら、イヤホンがパッカリ開いてしまい壊れてしまった。

 

「やっぱり」な展開。ただ、保証に「修理せず、新品と交換!」と書いていあるのを発見。アフターケアのページから土曜の夜中に写真を送ったら、配送料無料で送り返してくれと即座に返事があり、日曜朝一で受け取りに来た。広東のメーカーに只今配送中だ。この辺の保証の潔さと素早さが、この数年で中国のネットショッピングはガラッと変わった。消費者中心で、すごいことになっている。

 

ということで、音は意外と良かったけど、落とすとすぐパカっと壊れる「なんちゃってiPodsイヤホン」。でも、すぐに交換してくれるという幾つもの「やっぱり」と「意外」が混在している。

 

これ、本日の中国のイヤホン事情でした。