本日の北京(2020年ブログ版)

軽く、リアルに北京を語るライターブログ

人気お見合い番組「非誠無擾」

10年間土曜の夜9時のゴールデンタイムに江蘇テレビで放映されている人気お見合い番組「非誠無擾 フェイチェン ウーラオ(誠実でない方お断り)」をみた。

 

これは、我が家の餃子作りの際に見る番組になっている。的確なアドバイスやそれなりに見れるVCRとか結構面白く作っている。

 

ファッションショーの如く24人の女性が会場に現れ、毎回変わる(女性はずっと相手を見つけるまで出場し続ける)3人のゲスト男性のVCRを見て、本人に質問しながら、女性が男性の成否投票をして、最後に1人以上の女性がOKを出した男性だけ、会場にいる女性を選ぶ(か破棄する)かを選択できるというルール。

 

男性が自分の過去の恋愛についてや、今の職業や生活いついて紹介するVCRが流れる。それについて男性をより良く理解すべく、会場の女性が質問し、2人の心理学者アドバイザーがそれにコメントしたり助け舟を出したり、逆に批判したりする。

 

気づいたのは、女性の要求が高い。男性に自分の写真を撮ってもらいたいとか、クーラーの温度設定は低いのは困るとか、食事に行ったら当然おごってくれるとかを期待している。

 

一方、男性はなぜ前の彼女と別れたかという部分で、徹夜でクタクタの時に車で迎えに来てという女性の要求を断ったから、とかSNSで「今何しているの?」と聞いてくる時に男からの反応が遅かったとかいう理由がちらほらとでる。

 

何となく浮かぶのは、女性は日本などよりはるかに無邪気に(もしくは傍若無人に?)男性に我慢を求めている感じ。男性はそれに合わせようとしているけど、続かない、そこでずれているような感じがした。

 

でも、心地よいのは心理学アドバイザーのアドバイスは極めて健康でポジティブな感じである点だ。少々幼稚いなあ、という感じもぬぐえないが、同時に皆早く良い人と出会って結婚したい、という情熱も伝わってくる。

 

これ本日の南京で制作した人気番組なり。