本日の北京(2020年ブログ版)

軽く、リアルに北京を語るライターブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

1日1億人が遊ぶゲーム

本日の時事速報が香港紙による情報として伝えたところによると、勝訊(テンセント)は「王者栄耀」の一日あたりの平均アクティブユーザーが1億人を超えたと発表した。世界初。 同社は英国高級ブランドのバーバリーともコラボしているとか。 我が家にも熱心に…

職場での存在感の示し方

若者は過酷な競争で皆すごいプレッシャーを感じているらしい。今日は、こんなことまで戦略的にやっちゃうの? と思ってしまう職場コーチの教えだ(「得到」の無料で聴く番組の一つ、同社副社長でハーバード大学政治学をhonorで卒業?した才女、シャオハンさ…

内巻という悲鳴

最近は中国の眠りについて調べていた。ここでは詳細は書かないが、驚いたのは、以前は中高年の悩みだった不眠が中国では20代などの若者の方が、他の世代より増えているという。 このことを確認しようと思って、社会人2年目の友人に聞いたら、うん、そうそう…

情か理か

先日知人と話をしていたら彼はこう言い切った。中国人は法なんて信じていない、法律は上がいじめるためのものだし。あるのは情だという。 なるほど、日本でも漱石が「理を語れば窮屈だ、情にさをさせば流される、兎角この世は生きにくい」といった通り、情と…

「XX以外には麻雀位しかない:中国2000強の県レベル都市の生活実録」

これは友人が昨日微信で回していた記事のタイトル。ここからは、中国の農村都市の様子が少し浮かび上がる。 XXは性生活が入る。刺激的なタイトルだが、中身は至って真面目。中国の県は日本の区や市(それでも60~120万人位いるが)。イメージでは北京、上海…

人口の半分の7億人の月収が2000元(3万円)以下の一方で北京の30代サラリーマンの平均月収は30万円以上?

本日の時事速報より 「北京師範大学収入分配研究院の調査によると、 人口の約5割、約7.1億人の2019年の平均月収は2000元(31400円)未満、うち、500元(8000円弱)以下が1.1億人(7.5%)、1000元(1万5700円)以下が3.1億人(23.5%) 宋暁梧・中国経済体制…

「エリート教育を大衆化したのが中国」エリート教育とは高圧的学習?なの

今日は、羅振宇のロジカルシンキングという700万人が聴くオーディブル講座の教育論。 これは中田敦彦のユーチューブ大学のような感じで、聞くと分かってために成るコンテンツで専用アプリ(「達到」ダーダオ)で提供している。今では、誰もが知るメジャー…

ITで今をゆく30代インテリは今...

久しぶりにアラフォーでITコンテンツ業界で働く友人に会った。相変わらず綺麗で、落ち着いている。 前回は40、50代の友人たちとの会食だったが、今日は中国で一番輝いている30代。彼女の上司は30代前半で年下という。「ITはIT以前の経験が逆に足かせになる…

マスコミ業界は終わった

今日は20年近くの付き合いの友人たち6人と食事をした。会話はあちこちに飛んだが、あの人はどうしてる?あいつはマラソンと酒造りの日々さ、今日のこの酒は彼の作ったやつ。あの人は今、脚本家ナンバーワンよ。小説より脚本の方が全然儲かるらしいな。最近は…

料理は女の仕事? 半沢直樹のファンタジー

「料理は女の仕事?」今の若い人はそう聞いたらどういうだろうか?「僕もかなりやっていますよ。」「もちろん、手伝っていますよ」と言う人も多いだろう。でも、「全然、まだだ」と確信したのが、半沢直樹2に出てくる夫婦像だ。 妻は美味しい夕ご飯を作って…

テストと規律で始まるピカピカの中学1年生

1月の1週間と6月の2週間をのぞいた1月から8月までのほぼ7カ月のコロナ超長期休暇を遂に終えて、子供が昨日から中学生になった!おめでとさん。 初日は全体集会とクラスのオリエンテーションも有ったらしいが、しょっぱなからいきなりテストも。「摸底テスト…

宿題は誰がやるの?

中国の宿題は親が中心になって子供と二人三脚でやるもの、と最初から親も先生もーーその結果、子どもも、思っている。 大体、宿題のお知らせが親の微信にくる。もう10歳を過ぎたらチビじゃ無いのだし、本人だけに言って欲しいが、そんなことは平均的な北京の…

jmail?中国では皆知らないGmail

アメリカと中国でアプリ追い出し合戦が本格化している。wechatも使えなくなりそうだからSkypeを使おうなんて友人もいる。 tictokは通りがかりを捕まえられて渦中に放り込まれた様で、気の毒な感じもするが、中国ではアメリカが横柄なことをやっていると連日…

10年前と変わらぬ中国銀行のサービス

10年以上放ってあった中国銀行から「口座を維持したいなら手続きに来い」と連絡があったので、すべてのパスポートを持って行ってきた。家の近くの支店では外国人に慣れていなくて鈍臭いから、わざわざ外人の多い都会の建国門まで行った。 が、新人だったせ…

中国の猛烈大学受験生

中国の普段の大学入試シーズンは6月だが、今年はコロナで7月になった。丁度3日間の試験が終わった7月のある日にアパートの下の階の学覇の家族3人にばったりエレベーターで会った。テストの帰りだったらしい。 3人は興奮冷めらやらずという高揚感と、満面の…

子供と環境:お風呂後に裸で移動はアリか?

人はどうして全く違った考えや習慣を持って育つのだろうか? 期せずして昨日はそのカラクリが端的に見えてくる話を聞いた。 中高生の姉と弟がいる家のママがこう嘆く。 「何でもう、うちの娘は高校生なのに、平気でシャワーの後、ろくに服も着ないで家を歩き…

青空床屋の叔父さんに挨拶してみた

ワシントンDCの暮らしで印象深かったのは、エレベーターやバス停で待っている間に、後から来た人が挨拶をする習慣だ。「Hi!ハイ」ととにかく一言いう。すると、一瞬張りつめた空気がポワワ~ンと溶けだす。これは素晴らしい人間の知恵だと思う。 それが、北…

はやっ!外国籍大学受験

中国の人の決断と行動はめちゃくちゃ速い。日本育ちでボウッとしている私が「そうなんだ~」なんて思っている間に彼らはもう、高校を辞めて、次の転校先や大学受験戦略を決めている。 おとといの10日水曜日に中国国家移民局は、今後の中国の大学入試の「留学…